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20111128日(月)03時27分

ナールからスーラへ…アニメフォントの変遷

<注意!>
この記事への抗議のコメントは一切受け付けない。
あくまでtakumiの勝手な研究結果を適当にまとめただけだ。










アニメでは、丸ゴシック体やPOP体が採用されることはとても多い。


子供が見る印象が強いからだろうか?
確かに子供が見るんだったら、トゲトゲしたゴシック体よりこれらの方がよい。




僕の調べでは、1990年代前半くらいまでは、写研の『ナール』や『石井ゴシック体』、『ゴナ』などの使用例が非常に多かったようだ。


あるいはモリサワのセリフゴシック(『太ゴB101』など)。
それの丸ゴシックバージョンが使われていたアニメもあった(『太丸ゴBD101』のようなもの)。



だが1990年代後半になると、写研フォントが使用される例は一気に減ったみたい。


このころ、フォントオタクの皆さんならご存じ、【ダイナコムウェア】がTrueTypeフォントを17書体12800円という破格値で販売し始めたのだ。


また、それにともないキヤノンやリコーも、フォントの格安販売に出た。


それまではフォントというものは、TrueTypeフォントでも1書体1万円を超えていたりしてて、高かったと聞いている。
だから一般のユーザーでも手軽に購入できる、ダイナフォントをはじめとした格安フォントは、アニメの世界にも多大な影響を与えたと言えるだろう。(アニメに限ったことではないが、今回はあくまでアニメの話だ。)




1990年代後半からは、ダイナフォントやニィスフォントの使用例が多くなっていった。
また、あまり知られてはいないかもしれないが、リコーやキヤノンのフォントの使用例も見られた。


最初の方で挙げた丸ゴシック系なら、例えばダイナコムウェアの『中丸ゴシック体』や『太丸ゴシック体』、ニィスの『JTCウインR』、キヤノンの『丸ゴシック体Ca』、リコーの『平成丸ゴシック体W8』など。
特にダイナフォントは、丸ゴシックに限らず、パッケージに収録されていたものと思われる『平成ゴシック体』や『平成丸ゴシック体W4』、その他のPOP書体、デザイン書体含め、あらゆるアニメのあらゆる場面で採用されていた。



現在でも、キヤノンの『丸ゴシック体Ca』や『角ゴシック体Ca』を採用しているアニメはあるようだ。


理由はよくわからない。
だが、僕の推測では、その理由のひとつに、「キヤノン製の」フォントならば商用利用する場合に許諾料が一切かからないことが挙げられると思う。



ダイナコムウェアやニィスのフォントは、商用利用する場合は安く購入しても許諾料を払わないといけない。
だがキヤノンのフォントなら、許諾料がかからないから、所持さえしていれば心おきなく使えるわけだ。


現にアニメ以外のバラエティ番組や報道番組でも、定番書体として採用している例も多いからな。


国民的アニメのサザエさんでは、角ゴシック体Caが採用されている。
オープニングやエンディングを見ればすぐわかる。
サザエさんは、角ゴシック体Caを採用している代表的なアニメと言えると思う。




そこ(1990年代後半)から2000年代初期までは、短くまとめるとダイナフォントやニィスフォント、平成フォントを採用しているアニメが非常に多かった。



だが、今度は【フォントワークス】がフォントの契約販売“LETS”を始めた。


これは、フォントを買って終わりというものではなく、いわば「レンタル」。
毎年決まった金額を払って、フォントを使わせてもらうのだ。


「買って終わり」なダイナフォントと比べると、このシステムは毎年お金を払い続けなければならないため、かなり面倒だ。


だが、この“LETS”を契約すれば、フォントワークス社のフォントがすべて使えるようになるのだ。
また、商用利用にも別途、許諾料を払う必要もないため、一般のユーザー(フォントオタク)にはこの契約は高嶺の花とも考えられるが、それなりの企業だったら、年にせいぜい3万円台払えばいいことだし、ダイナフォントよりずっとよい。


また、フォントのクオリティもダイナコムウェアと比べると高い部分もある。



そう言ったことがあったからか、ダイナフォントを購入して許諾料を払って使うより、フォントワークスと契約してクオリティの高いフォントすべてを使えた方がよいと考えるところが増えたのだろう。
2003年か2004年くらいから、フォントワークスフォントを使用するアニメがまたまた急激に増え、ダイナフォントや平成フォントなどを使用するアニメは急激に減っていった。



それ以降、モリサワも同様に契約販売“MORISAWA PASSPORT”をはじめ、フォントワークスに比べるとだいぶ少ないが、モリサワフォントを採用するアニメも出てきた。



それからあまり変わらず、現在ではあらゆるアニメでフォントワークスフォントが採用されている。
丸ゴシックの『スーラ』ほか、同社のさまざまなフォントがあらゆるアニメで採用されている。
(「さまざま」とか「あらゆる」とか多いな~;)



過去のダイナフォント、あるいはその前の写研フォントを採用するアニメはとてつもなく少なくなった。


写研フォントは、プリキュアシリーズや家庭教師ヒットマンREBORN!などで採用されている(いた)ようだが、細かい事柄には触れないようにしよう。


ダイナフォントについては、ジュエルペットシリーズの一部で使用されているのを確認した。
でも他ではほぼ皆無だ。



キヤノンのフォントなら前述のサザエさんほか、採用しているアニメは昔ほどではないにしても結構ある。
リコーやニィスはあまり見かけないかな~、アニメでは。



このままフォントワークスフォントでアニメの世界(?)は安定していくのか。
おそらくそうなるだろうな~。




だがもうひとつ、謎の会社(のフォント)がある。


それは【富士通ミドルウェア】(以下、富士通)だ。


この会社のフォントを採用している、もしくはつい最近まで採用していたアニメはたくさんあったようだ。


変な話、この会社のフォントパックはヤフオク(Yahoo!オークション)で3000円程度で見かけたりする。
価格だけならダイナフォントよりも手に入れやすい。
なのに今でも使用しているアニメがあるのだ。



その代表と言えるのが、ドラえもんとクレヨンしんちゃん。


オープニングやエンディングなどで、『平成極太丸ゴシック体』というフォントをよく使っている。
これはウェイトで表すと「W8」だ。
欧文を除けば、リコーの平成丸ゴシック体W8とほぼ同じ。



実は富士通のフォントも、ここで挙げだすときりがないくらいさまざまなアニメで採用されている。
上述のドラえもんなどのように、現在でも採用しているアニメはある。


なぜだろうか??


これについてはよくわからない。



では富士通のフォントって、許諾料はどうなのだろう?


…この辺がすごく気になる。
マニュアルを読んでもはっきりしたことが書いてない。
だから近々富士通に問い合わせてみるつもりだ。(聞いてみるだけだがw)
もし許諾料がいらないとなれば、アニメでの使用率が今でも高いのはうなずけるからな。



あと、またこれはいつかちゃんと述べたいんだけど、富士通のフォントってJIS78字形の「正字」が使えるんだよね。
これも何か関係しているのかな?




――眠れない夜だから、ちょっといろいろ書いてみたけど…
いまいちまとまらないな~。
なんか自分でも何書いてるのかわからなくなってきたから、このくらいにしておく。


富士通のフォントの話は、また今度ちゃんとしたいと思ってる。(僕はFCフォントにやたら固執してる面があるからww)




んじゃっ、ィヨロシク。
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